重要事項(2)
見た目が気になる方は、決して少なくはありません。
しかし、大切なことは「見えない部分」にあることが多いです。
どんな治療を受けたとしても、その後のアフターケアに問題があると長持ちさせることが難しくなります。
もちろん、治療の精度も重要ですが、車の両輪のようなものです。
予防に力を入れて、「やりっぱなしの治療」ではないように、お互いがすることが重要だと思います。
そして、もうひとつ。
「とりあえず銀歯にして、そのうち」というのはお勧めしません。
銀歯にした時点で、必要以上に歯を失っている可能性があるからです。
(すでに銀歯にしてしまっているのであれば、仕方ないですが)
天然の歯質に勝る人工材料はありませんから、必要以上に歯を削ってしまうことは歯を弱体化させてしまうことになるからです。
ただし、歯を削る量が少なすぎて治療の精度が落ちてしまうようであれば「本末転倒」ですから、その加減は担当する歯科医師にある程度任せた方がうまくいくと思います。